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育児に役立てる言葉2

気持ちがちょっとゆるみました。


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こんにちは、くまみです。

育児って、親である私たち自身の感情コントロールが本当に大切。そして、本当にむずかしい…(泣)

子供が大泣きしたり、

癇癪を起こすと

親の自分まで

ネガティブな気分に引っ張られることって

まぁまぁあります。

 

前回は、相田みつをさんの言葉を

記事にピックアップさせていただきました。

sleepy-bear.hatenablog.com

 

今回は、

最近わたしが読んだ本

【子どもにいいこと大全】から。

 

 

小児科医であり、

山中伸弥教授(ノーベル賞受賞)の同級生である、

成田奈緒子先生の監修。

 

お二人が対談されている

こちらの本を読み、

とても面白かったので

そこから

成田奈緒子先生の著書をあたるようになり

「子どもにいいこと大全」も読むに至りました。

 

自律神経という視点

この本は、『自律神経をきたえよう』という大すじのもと

子どもにとって良い生活習慣について

書かれています。

睡眠、食事 、運動に、親子での関わり、遊びなど。

 

その中で、私の気持ちが救われたのがこちら。

いつもニコニコ笑顔で、

嫌なことがあっても泣いたり、

怒ったりしないのがいい子、

というイメージはありませんか?

これは大きな間違い。

自律神経を育てるためには、

ネガティブな感情も必要です。

(中略)

不安や怒り、恐怖があるから、

危険から逃れることができるのです。

(中略)

自律神経が刺激されて、それによって反応が起こっているわけで、

動物時代の子どもにとって

至極真っ当な姿です。

 

子どもは、

ネガティブであれポジティブであれ、

どっさりいろいろな感情を出すべきです。

子どもが大泣きしたり、ケンカしたり、

カンシャクを起こしたりすることがあったなら、

ぜひ「よし、いいぞ!」と喜びましょう。

子ども時代に、感情を抑え込む

必要なんてありません。

 

理由としては、

①喜怒哀楽を全身で表現することが、自律神経を刺激する

感情を出していいという安心感が生まれる

という点で

どんな感情を子どもが出すことになっても

それは健やかな心身の発達に

役立つそうです。

 

自分と子供への「期待値」を変える

私たちがふだん、

つい怒ったりイライラしてしまうのは

期待する現実と実際の現実が

違ってしまうとき

なんだそうです。

(参考元:「お母さんの心がラクになる!怒らない子育て」水島広子著)

 

「泣いたりわめかずに落ち着いて言ってほしい

「親の自分がこう言えば、機嫌よくやりとりできるに違いない

「子供は機嫌よくしてるのが1番、不機嫌なのは自分の対応が悪かったから…」

など

私たちって

無意識に、自分や子供のふるまいに

わりとハードル高めの

期待をしがちですよね。

 

実は

あまり現実的でない期待をしては、

裏切られて

勝手にイライラしてたりします。

(私もその1人です。汗)

 

でも

先ほどご紹介した

自律神経の視点の内容。

 

あの文言は、私の

子供への期待、親である自分への期待値を

少し変えてくれました。

 

〇子供はまだまだ発達過程、

動物時代だから強く喜怒哀楽を表現して当然

⇒癇癪をおこさない、落ち着いて表現する…は

今の子どもには現実的な期待ではない

 

〇ネガティブな感情もたくさん出していくのが大事

→ネガティブな感情爆発を、できるだけさせないようにしなくては…

癇癪をおこさせたのは、私の対応がよくなかったから…

なんて、窮屈に思わなくてもいい。

 

もちろん、日常生活では

泣いたり物を投げたり、癇癪を起されたら

私たち親は、その状況に

困り果てたりしちゃうんですが(苦笑)、

この子にとって

これも一つ大事な感情表現であり

発達の途中なんだ、

この子も悪くないし、

親の自分もそこまで悩まなくてよい(好ましいこと) 

 

って捉え方が間に少しでも

入ってくると

自分の子どもへの接し方が

少し柔らかくなると思いませんか?

 

私の場合は最近、

「いやだー!」と大声で泣かれたとき、

「よし、自律神経が活発化してる…!」

「感情をいっぱい出してるぞ…!!」

 

と、この本のアドバイス

頭によぎるようになり、

気持ちがちょっと、ゆるむようになりました。

また

イライラと言い返すのではなく、

「はいはい。嫌やったよね。」

「ごめんね、分からなかった。次はこうするからね」

 

など、落ち着いて応じられたり、

共感してなだめてあげられる回数が

増えてきたように感じています。

 

千里の道も一歩から

育児をとりまく家庭環境は

多種多様。

いろんなケースがあるので

すべて一括りに「こうすればいい!」

「こう思えばいい!」

なんて簡単にはとても言えません。

 

でも自分や自分の子供、育児環境を

見つめるのに、共通して役立つ

育児の名著や名言はたくさんあります。

言うは易く、行うは難し、ですが。

一つ一つ、学びを得て

実践を積み重ねたいものです。

 

今回は私が個人的に良いと実感した

本、文章をピックアップさせていただきました。

どなたかの参考になればうれしいです^^

ありがとうございました。